結婚式を挙げるなら前撮りはするべき?費用は?親は呼ぶ?
結婚式を挙げることが決まった方の中には、前撮りをするかどうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、前撮りについて詳しくご紹介します!
前撮りとは?
前撮りとは、結婚式に先立ってドレスや着物などを着て記念撮影することです。
前撮りは結婚式当日とは違って、時間がたっぷりあるためリラックスして写真撮影することができます。
また、撮影した写真はその場で確認することもできるため、納得のいく写真を撮影することができるのが魅力です。
結婚式当日とは別の衣装を着ることもできるので、結婚式当日はウェディングドレスを、前撮りでは和装を着るという花嫁さんも多いです。
「フォトウェディング」との違いは?
前撮りと似たサービスとして「フォトウェディング」があります。前撮りとフォトウェディング、どちらもドレスや和装を着て写真撮影するサービスですが、その違いは「結婚式をするかしないか」です。
結婚式を挙げる方の場合は前撮りとなり、結婚式の前にドレスや和装姿で写真に収めます。そして結婚式を挙げない方の場合はフォトウェディングとなり、写真撮影のみで結婚の思い出を残します。
前撮りは必ず行う必要があるのか?
前撮りは必ずしも行う必要はありません。しかし結婚式当日はスケジュールが分刻みで決まっており、慌ただしくしながら写真撮影をすることになるため、ベストショットが撮れるまで何回も写真を撮り直すことができません。
一方、前撮りは自分達がイメージしている姿を、時間をかけてしっかりと写真に残すことができるので、残す写真に理想・憧れがある方は後悔しないためにも前撮りをする事をおすすめします。
前撮りするタイミングはいつ頃がベスト?
前撮りで撮影した写真が手元に届くのは1ヶ月ほどかかります。もし結婚式当日のウェルカムボードなどに前撮りで撮影した写真を使いたい場合は、お二人の準備期間も踏まえて余裕を持って撮影するとよいので、結婚式当日から3ヶ月前までに前撮りを済ませておくのがベストです。
前撮りでおすすめの季節
前撮りでおすすめの季節は、「桜が咲いている春」もしくは「紅葉が綺麗な秋」です。春や秋はより季節感を感じられること、過ごしやすい気候であることから、前撮りで人気の季節となっています。
もし春や秋に前撮りするのが難しい場合は、季節関係なく撮影できるスタジオや施設の利用や後撮りがおすすめです。
前撮りの衣装は何着用意すればいいのか?
前撮りで着用する衣装は一般的に1〜2着(ドレス2着orドレス1着と和装1着)が多いです。
中にはドレス2着と和装1着の合計3着の方もいらっしゃいますが、衣装の数が増えると料金も増えるので、結婚式にかける予算を考えながら決めましょう。
前撮りの価格相場
前撮りの価格相場は約15~20万円となっています。ただしロケーションや衣裳着数によって金額が増減します。
前撮りは結婚式の基本料金には含まれていないことが多いので、前撮りを希望する方は、プラスで20万ほどかかることを加味して結婚式に使う予算を決めましょう。
前撮りで人気のシチュエーション
前撮りで人気のシチュエーションは以下のとおりです。
- ・ウェディングドレスを引き立たせる「海」
- ・四季を楽しめる「日本庭園・紅葉」
- ・和装が映える「神社・お寺」
- ・結婚式体験ができる「結婚式場」
- ・二人の出会った場所・趣味となる場所
- ・人の目を気にすることなくリラックスして撮影できる「ハウススタジオ」
前撮りに親は呼ぶべきか?
前撮りに親御様を招待するかどうかは、参加したいかどうか直接お伺いして決めると良いでしょう。
前撮りに招待するメリットは、ゆったりとした時間の中で家族写真が撮れることで、家族だけの濃い時間を過ごすことができるので、当日には撮れないような自然な雰囲気の写真を残すことが可能です。
また前撮りに参加されないメリットは、二人だけの時間を過ごしつつ撮影ができるため、人前では少し恥ずかしいようなラブラブショットも残しやすいことです。
このようにそれぞれメリットはありますが、結婚式当日は両親ともゆっくり過ごす時間が少ないため、前撮りには親を呼ぶことで親孝行するのも良いですね。
前撮りの活用方法
前撮りで撮影した写真は以下のようなことに使うことができます。
- ・ウェルカムボード
- ・結婚式で流すムービー
- ・ゲストへの贈り物
- ・結婚報告のハガキ
- ・年賀状
- ・アルバム
- ・会場の装飾
- ・プロフィールブック
- ・招待状
- ・インテリア
このように前撮りで撮影した写真は、結婚式当日だけでなく、結婚式後でも使うことができます。
ただし、結婚式当日に着る衣装で前撮りをした場合に、ウエルカムボートなどでご使用すると、衣装のネタバレになってしまうのでその点は注意が必要です。
前撮り当日の疑問
最後に前撮り当日のことでよく相談される疑問についてご紹介します。
当日の持ち物は?
前撮り当日に用意した方がよい持ち物は以下のとおりです。
- ・結婚指輪
- ・衣装用下着
- ・携帯電話
- ・飲物、何かつまめる食べ物
- ・タオル
- ・移動用靴
また、当日までにヘアセットやヘアメイク、どんなポーズで撮りたいかをイメージしておくことも大切です。
当日の服装やヘアメイクは?
前撮り当日の服装は普段着で大丈夫です。ヘアメイクに関しては、美容師にヘアメイクをお願いする方は髪にスタイリング材はつけずにノーメイクで、ヘアメイクにこだわりがある方はご自身で行いましょう。
当日、雨が降ったら?
前撮り当日に雨が降った時の対応は以下のとおりです。
- ・日程の延期
- ・室内の撮影に切り替える
- ・できる範囲内で撮影(雨天時ならではの素敵なショットを撮れる)
ただし雨天時の対応は前撮りを依頼したお店によって変わってくるので、依頼する前に必ず確認するようにしましょう。
まとめ
前撮りはじっくり時間をかけて写真撮影できるため、自分たちがイメージする写真を妥協せずに撮影することができます。ただし、絶対しなければいけない事ではないので、予算をなるべく抑えたい方や結婚式当日の自然な写真をご希望の方は敢えて前撮りをする必要はないでしょう。逆に、結婚式当日は家族や友人たちと一緒にたくさんの写真を撮影したいと思っている方は、前撮りでふたりだけの写真を撮影するのが良いでしょう。
当日の時間は限られていますので、どのような時間の使い方をしたいかを事前におふたりで考えてみることで、前撮りのことだけではなく当日の結婚式自体の充実度も上がりそうですね!ぜひ準備段階も楽しみながらお過ごしください♪